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トップ>トピックス>緊迫の総選挙 |08.11.16

「ぶっ飛びました」本人も驚く27万アクセス  1月開設 池内さんのホームページ

池内さおりホームページ 池内さおりホームページ   「開設したときは、だれも見てくれなかったらさみしーな、と思っていたので、もうぶっ飛びました」。日本共産党の衆院東京12区予定候補の池内さおりさん(26)が1月に開設したホームページ(写真左)へのアクセスが、本人も驚く27万件を突破しました(11日現在)。共産党予定候補としては驚異的な数。多くの人を引きつける謎を探ろうと、池内さんを訪ねました。
 事務所は、JR王子駅から徒歩で10分ほどの、商店街(北区)の一角にありました。事務所に入ると、赤いスーツ姿の池内さんが笑顔で迎えてくれました。26歳になったばかりで、最年少の予定候補です。
 ホームページは、プロフィールや日本共産党の政策などを紹介しているほか、池内さん自身が書く「活動日誌」が、頻繁に更新され新鮮です。日々の活動や日常の一こまを納めた写真と、そのときの感想などをつづっています。開設当時から月1万件のペースでアクセスがありましたが、自・公が選挙協力する12区の情勢を取りあげたニュース番組(9月)で、池内さんが10秒ほど登場し、インタビューにこたえた直後から急増したとのことでした。
  テレビの影響もあるでしょうが、ホームページ自体に魅力がなければ27万アクセスは無理。池内さん本人に聞いても「さっぱり分かりません」。ならば、手がかりにと、ホームページを見た人から届いた電子メールを見せてもらいました。
 「どんなに頑張っても安い給料なのに、楽して不正にもうけている人もいる。こんな時代が続くなら、いつかみんな息が詰まってしまいそうです。(略)池内さんは、雇用問題にも着目してくださっています。池内さんのような意見を持った同年代の人が政治に声を届けてくださるのは、大変うれしい」。大学卒業後5年間、非常勤や臨時の契約社員だったという28歳会社員からのメールです。

「すばらしいこと」

 「あなたの主張を読ませていただきました。志位先生(共産党委員長)が言っていましたが、自民か民主のどちらかではなく、政治の中身を変えるんだと。私はその通りであると思います。それから、あなたが主張していました『戦争をなくして平和な社会にしよう』『消費税増税ストップ』。私は共感しました」という、20歳の専門学校生の感想もありました。
 「池内さんと同い年で他政党に勤務」しているという人からも、「同年代の方が真剣に活動していらっしゃるのは、とても素晴らしいことだと思いメール」したと言い、「支持政党は違いますが、応援しています」と期待をのべています。

娘と同じ誕生日

  街頭宣伝をしているときに、意外な反応があることもわかりました。
それは、記者が訪問した日にもありました。豊島5丁目団地前での街頭宣伝中に通りかかった女性から、「小学生の娘も池内さんと同じ誕生日なんですよ。娘は、そのことを池内さんに話したがっていましたよ」と、聞かされたのです。
 “無名”に近い新人候補の誕生日が知られているのは、あまり例のないことです。「ホームページを見て、私の誕生日を知ったのでしょうかねー」と、池内さんは首をかしげます。
別の日には、トラックの運転台から訴えをじっと聞いていた男性に話しかけると、「池内さんでしょ」と携帯電話を見せられました。そこには、池内さんのホームページの写真が、待ち受け画面として貼り付けてあったのです。
 27万アクセスの波紋は、本人もわからないところで広がっていました。

小林多喜二の生き方に感動

 そもそも、池内さんが日本共産党に入ったのは小説『蟹工船』の作者として、再び脚光を浴びているプロレタリア作家の小林多喜二の生き様に感動してのことでした。「三浦綾子さんの小説『母』を読んで多喜二を知りました。それまで戦前、命をかけて戦争に反対した人や政党があったことを知りませんでした。自分がどういう立場で生きていけばいいのか、そのとき自覚したんです。この社会が変わらないといかんと」。
 この心意気で衆院予定候補になったのは、昨年の12月。でも、候補成り立てのころは「こんな若い自分を有権者や共産党の支部の人たちが受け入れてくれるだろうかと不安で…。若さが重荷でした」。
 ところが活動のなかで、まともに介護や医療が受けられない高齢者や低賃金で働く非正規雇用の若者など、自公政治の悪政に痛みを押しつけられるさまざまな人たちと出会うことで、「当たり前に生きることが、何でこんなに難しいんだろう」と怒りがわいてきたというのです。
 「自分が見聞きしたことを国会に届けて、国民の生活を応援することが私の責務だと思うようになりました。ホームページには、そういう思いをぶつけてきました」と池内さん。
「いま、若い私と共産党への期待をひしひしと感じています。私がやれることを、精いっぱいやります。思いや本当のことが伝われば、人は変わります」と、きっぱり。実際「共産党に入れるために大学に入学させたんじゃない」と、共産党への入党に猛反発した池内さんの両親も、いまは共産党の熱烈なファンに。
 池内さんのホームページが人を引きつけるのは、池内さんの、政治を変えなければという熱くフレッシュな思いと、国民を苦しめる悪政と真正面からたたかう日本共産党の“心”が込められているからだと確信しました。

池内さおりさんのホームページアドレスはhttp://saolyn.kyoukita.jp/